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*いい音なんかいらない

最近の映画館は昔にくらべて音響が抜群によくなった。それはうれしいことなのだけど、ひとつやりきれないことがある。それは本編が始まる前に流れるCMまで、その抜群の音響で聞かされることだ。

「千と千尋の神隠し」を見にいったとき、館内が暗くなるとリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」の序奏がはじまった。これまで聞いたことがないほど音が立体的に迫ってくる。

スクリーンは宇宙空間である。無数の星が浮かび、銀河がしだいに迫ってくる。やや「2001年 宇宙の旅」の予告編かと、ちょっとぞくぞくしていたら、快速銀河とかいう洗濯機のCMだった。

テレビなら、これでスイッチを切るところだが、映画館ではそうもいかない。そのあともなおコンビニや電話会社のCMが、テレビ特有のせわしないテンポでつづく。

巨大なスクリーンにお笑いタレントの顔が大写しになり、なんたらテレコムで〜オッケーオッケーよ〜といった情けない歌が、重低音スーパードルビーサラウンド3Dボディーソニックなんとかで床を震わす立体音響となってリアルに迫ってくる。腹立たしいのを通り越して、なんだか気持ち悪くなってくる。

映画をテレビの画面で観ると迫力はなくなるが、観られなくはない。けれども、テレビCMを映画館で観ると、明らかに違和感を覚える。映画特有のゆったりとしたスケールに、そぐわないうえ、強制洗脳を受けてるような気がしてくる。テレビの小さな画面と音量だから耐えられるのであって、あれが巨大化・精細化すると見るにも聞くに耐えない。

最近ホームシアターといって、5台くらいのスピーカーをならべて映画館の臨場感を家庭で再現するシステムを宣伝している。たしかにDVDなど観るにはいいのだろうけど、ふつうのテレビを観るときはどうするのだろう。

しょうもないCMだけでなく、ワイドショーやバラエティ、ニュースや天気予報などを大画面でスーパードルビーなんとかで聞くなんて、ぼくには拷問のような気がする。キューブリックの「時計じかけのオレンジ」にもそんな場面があったではないか。

 

*後記

大画面テレビが流行っているが、ぜひ今後つけてもらいたい機能がある。それは画面の表示領域を拡大したり、縮小したりする機能である。

パソコンモニター上のファイルを拡大縮小するように、見たくない番組や、見たくないタレントが大写しになったとき、とっさに画像を小さくできたら、どんなにいいだろう。登録しておくことによって、ある特定のタレントが大写しになると自動的に画像が小さくなるといった機能もいい。需要はあるはずだ。

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