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はるを さがしに (かっぱとあひる その2)

 
 
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だんだん あたたかく なってきた

 
 

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ゆきだるまも もう いない


 
 
 
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でも はるは どこにいるのだろう

 
 
 


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まだ くる とちゅうかな

 
 
 

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それとも どこかに かくれているのかな

 
 
 

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あ あれは……

 
 
 

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「あひるさん こんにちわ」


「やあ また あったね」


 
 
 

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「あひるさん はるは どこにいるの」


「ちょうど よかった これから はるを さがしにいくところ だったんだ」


 
 
 

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「あ あれは なに?」


「いってみよう」


 
 
 

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「ああ これは ごにんばやしだよ」


「ごにんばやし?」


 
 
 

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「そう やかましい おとを たてて きのめを おこしているんだよ」


「ふーん」

 
 
 


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「あれは なに してるの」


「あのひとたちも はるを さがしているのさ ぼくらも いそがないと」


 
 
 

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「きに のぼって はるを みつけよう」


「おはなが さいてないね」

 
 
 

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「あ だれか おちている」


 
 
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「ああ これは さるだよ」


「さる?」


「うん さるが きから おちたんだよ はるがちかづくと よく あることさ」


「ふーん」

 
 
 

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「さるくん はるが どこにいるか しらないか」


「あっちに それらしきものが あったよ」


「よし それらしきものを さがしにいこう」


 
 
 
 

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「あ これは なに」


「これは はるの たね だよ」


 
 
 


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「はるの たね?」


「そう もんだいは これを どうするかだ」

  
 
 
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「あ あそこに なんか おちている」


 
 
 


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「これは なに」


「ついに みつけた これが はるの かみさまだよ」


「かみさま?」


「そう はるの たねを まいて かれきに はなを さかせているのさ これを ひなまつり というんだよ」


「ふーん」

 
 
 
 
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「もう いちまい おちているよ」


 
 
 

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「これは かみさまが わるい やつらに たねを ぶつけているところさ これは せつぶん ていうんだよ」


「ふーん」


 

 
 

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「よし ぼくたちも かれきに はなを さかせよう」


「ひなまつり だね」


「そうさ ひなまつりさ」

 
 
 

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「よし さっきの はるの たねを まこう」


「おにはーそと ふくはーうち」


「その かけごえは なに」


「これは ひなまつりの うたさ」


「おにはーそと ふくはーうち」


 
 

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「ほんとに はなが さくかなあ」


「まあ まっててごらん きっと ぼくの いったとおりに なるから」


「たのしみ だね」

 
「さるくん おちないようにね」
 
 

 
 
 

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〈おわり〉


 
おはなみ (かっぱとあひる 3) につづく
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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かっぱくんとあひるさん」カテゴリの記事

コメント

ほのぼの ^0^ !!
たった一ケ月でもうすっかり春らしくなってきましたねー。
一方世の中は相変わらず寒々とした事件が多いですが・・・

投稿: ゴン | 2008年3月 6日 (木) 11時18分

>ゴンさま

ほんとに。
寒々としたニュースが多いですね。
カッパやアヒルの世界は平和であらんことを。

投稿: 田中真知 | 2008年3月 6日 (木) 17時22分

このごろ、朝バイトに出かける前、教育テレビで7時50分からの「ゆうがたクインテット」「にほんごであそぼ」「ピタゴラスイッチ(ミニ)」と続けて見るのが日課なのですが・・・「かっぱくんとあひるさん」も、教育テレビで番組化してくれないかな・・・

投稿: かおり | 2008年3月 6日 (木) 17時37分

>かおりさま

はは。たしかに幼児番組っぽいですね。
ただ、あまり教育的内容ではないかも。
ひなまつりに、枯れ木にひなあられをまく子がふえたりして。

投稿: 田中真知 | 2008年3月 7日 (金) 09時04分

 中国黄土高原の延川近辺は大雪でしたが、すぐに消えました。寒くてモモシキをはいていましたが、帰るころは少し暖かくなっていました。黄土に植えられている梨、リンゴ、ナツメの木も芽吹きの準備完了、と言った感じでした。
 東京に帰ると黄色砂がやってきている、とか。黄土高原の農家に2泊しましたがトイレはあるものの開放的で落ち着いて用もたせません。黄土の丘に上り適当なところで沈思黙考の場所をさがして用を足しました。付近には村人達の哲学的沈思黙考をした跡が散見されました。
 日本にやってくる黄砂とは乾燥粉末糞粉も含む、というのが正確なのではないでしょうか。

投稿: 小松田 堂鐘 | 2008年3月 8日 (土) 11時21分

>小松田 堂鐘さま

中国から帰国されたのでしょうか。
たしかに彼の国の人口にくわえて牛馬の数を思えば乾燥粉末糞粉の量は膨大でありましょう。
あまり想像したくはありませんが。

スーダンの砂漠で列車が停止すると、いっせいに乗客が遠方に散っていって沈思黙考はじめます。
互いになるべく距離をとろうとするのですが、平坦なうえ、視界をさえぎるものがなにもない。
みごとなのは女性でした。彼女らは大地にうずくまると大きな布で下半身をつつんで用を足すのですが、終わったあとは、その布の中からすくっと立ち上がり、ついで、その布をするするっと肩に巻き、風になびかせながら悠然と戻ってきます。
立てば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花、というのはこういうことかと思ったものです。


投稿: 田中真知 | 2008年3月 9日 (日) 11時34分

「かっぱとあひる」の物語より、田中さんの「立てば芍薬~ 」のコメントの文章の方が笑えました。

でも、かっぱさん達の物語、ほのぼのして楽しいので時々、書いてくださいね。

あー しかし、スーダンのほうがインドより見晴らしがよさそうなので、ひ弱な文明人(?)の私にはインパクトがありますね。

投稿: catalina | 2008年3月14日 (金) 21時19分

>catalinaさま

かっぱ&あひる物語、自分がいちばんたのしんでるかもしれない。撮影中は少々人目も気になるのですが。

たしかにスーダンはインパクトありますね。インドでもラジャスタンとか行けば見晴らしがいいのでは。


投稿: 田中真知 | 2008年3月14日 (金) 23時34分

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