« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月

はるを さがしに (かっぱとあひる その2)

 
 
Rimg0006


だんだん あたたかく なってきた

 
 

Rimg0124


ゆきだるまも もう いない


 
 
 
Rimg0013


でも はるは どこにいるのだろう

 
 
 


Rimg0118


まだ くる とちゅうかな

 
 
 

Rimg0116


それとも どこかに かくれているのかな

 
 
 

Rimg0014


あ あれは……

 
 
 

Rimg0020

 

「あひるさん こんにちわ」


「やあ また あったね」


 
 
 

Rimg0023


「あひるさん はるは どこにいるの」


「ちょうど よかった これから はるを さがしにいくところ だったんだ」


 
 
 

Rimg0027

「あ あれは なに?」


「いってみよう」


 
 
 

Rimg0031


「ああ これは ごにんばやしだよ」


「ごにんばやし?」


 
 
 

Rimg0029


「そう やかましい おとを たてて きのめを おこしているんだよ」


「ふーん」

 
 
 


Rimg0132


「あれは なに してるの」


「あのひとたちも はるを さがしているのさ ぼくらも いそがないと」


 
 
 

Rimg0140


「きに のぼって はるを みつけよう」


「おはなが さいてないね」

 
 
 

Rimg0151

「あ だれか おちている」


 
 
Rimg0155

「ああ これは さるだよ」


「さる?」


「うん さるが きから おちたんだよ はるがちかづくと よく あることさ」


「ふーん」

 
 
 

Rimg0159

「さるくん はるが どこにいるか しらないか」


「あっちに それらしきものが あったよ」


「よし それらしきものを さがしにいこう」


 
 
 
 

Rimg0069

「あ これは なに」


「これは はるの たね だよ」


 
 
 


Rimg0072


「はるの たね?」


「そう もんだいは これを どうするかだ」

  
 
 
Rimg0091

「あ あそこに なんか おちている」


 
 
 


Rimg0060

「これは なに」


「ついに みつけた これが はるの かみさまだよ」


「かみさま?」


「そう はるの たねを まいて かれきに はなを さかせているのさ これを ひなまつり というんだよ」


「ふーん」

 
 
 
 
Rimg0090


「もう いちまい おちているよ」


 
 
 

Rimg0068


「これは かみさまが わるい やつらに たねを ぶつけているところさ これは せつぶん ていうんだよ」


「ふーん」


 

 
 

Rimg0057


「よし ぼくたちも かれきに はなを さかせよう」


「ひなまつり だね」


「そうさ ひなまつりさ」

 
 
 

Rimg0144

「よし さっきの はるの たねを まこう」


「おにはーそと ふくはーうち」


「その かけごえは なに」


「これは ひなまつりの うたさ」


「おにはーそと ふくはーうち」


 
 

Rimg0166

「ほんとに はなが さくかなあ」


「まあ まっててごらん きっと ぼくの いったとおりに なるから」


「たのしみ だね」

 
「さるくん おちないようにね」
 
 

 
 
 

Rimg0119

 
〈おわり〉


 
おはなみ (かっぱとあひる 3) につづく
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

| | コメント (8)
|

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »