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おはなみ (かっぱとあひる 3)

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ほんとうだ

 
 
 
 

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あひるさんが いってたとおりだ
 
 
 
 

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かれきに はなが さいた

 
 
 
 

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こんなに たくさん はなが さいた


 
 
 
 


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きれいだな

 
 
 
 


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はるが きたんだな


 
 
 
 

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はるって いいな

 
 
 
 

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はるって いいにおいだな


 
 
 
 


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あ あれは……

 
 
 
 

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「あひるさん こんにちわ なにしてるの?」
 
 
「やあ ひさしぶり ちょうど ひゃくにんいっしゅを していたところさ」


 
 
 
 


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「ひゃくにんいっしゅ?」
 

「そうさ きみも やってみるかい」


 
 
 
 


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「どう やれば いいの?」

 
「まず すきな ふだを とるんだ」


 
 
 
 

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「ああ これは きみの かちだね」

 
「どうして?」
 

「きみの ふだのほうが みやび だからだよ」

 
「みやび?」

 
 
 
 

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「こんどは どう?」
 

「これは ぼくがかったよ」

 
「なんで?」
 

「ぼくのほうが わびさび だからだよ」
 

「わびさび?」

 
 
 
 

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「ひゃくにんいっしゅって むずかしいな」

 
「はじめは しかたないさ じゃあ おさんぽ をしよう」


 
 

 


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「これは なんていう はななの」

 
「さくらっていうのさ」


 
 
 

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「さくら?」
 

「そう さくらもちの もとさ」
 

「さくらって きれいだね」

 
「いや みやび なんだよ」
 
 
 
 
 
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「たくさん さいてるね」
 
 
「じつに みやびだね」

 
 
 
 


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「あれは なにしているの」
 

「わかものが おはなみ しているのさ せいしゅんって やつだよ」


 
 
 
 

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「じゃあ あれは」
 

「ろうじんが おはなみ しているのさ」
 
 
「あれも せいしゅん?」

 
「うーん どちらかといえば わびさびかな」


 
 
 
 
 

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「なにか おちているよ」
 

「やや! これは いんでぃあんの はねだ」

 
 
 
 

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「いんでぃあん?」
 

「そうさ ここで いんでぃあんが おはなみ したあとだよ」
 

「なんだか どきどき しちゃうよ」

 
 
 

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「ここは ふゆに ゆきだるまが いたところだよ」


 
 
 
 
 


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「ゆきだるまは かわいそうだな」
 


「どうしてだい」


 
 
 
 
 


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「だって ゆきだるまは さくらが みられないのだもの」

 
「そんなこと ないさ」
 

「どうして?」


 
 
 
 


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「とけた ゆきだるまは みずになって さくらのきに すいあげられて はなに へんしんするのさ」

 
「へえー」


 
 
 
 
 

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「だから しろい さくらは ゆきだるまが へんしんした ものなのさ」
 

「そうなんだ」

 
 
 
 

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「はるって みやび だね」

 
「きみも わかるように なったかい」

 
 
 
 
 


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<おわり>

 
あまやどり (かっぱとあひる  4)へつづく
 
 
 
 

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かっぱくんとあひるさん」カテゴリの記事

コメント

いやー、最後の桜の写真の樹は見事ですね。昼間の桜は華やかですが、夜はまた違って妖艶で魅入られるよな美しさがありますね。なんかこの世のものでないものが跋扈している感じがする時があります。
「転生」読みました。人の強い思念というものが光とか電磁波なんかと同じようにこの世を飛び回っていて(放射能のように長く減衰しないで)、それを発する人がいればそれを受け取ることのできる人がいるだろう。されば過去の記憶を受け継いだりできるのでは?などと勝手な想像をしてしまいました。

投稿: ゴン | 2008年4月 6日 (日) 11時57分

>ゴンさま

夜桜にはこわいような妖しい魅力がありますね。子どもの頃は桜なんてなんとも思わなかったのに、最近は、しみじみと見惚れてしまいます。

>人の強い思念というものが光とか電磁波なんかと同じようにこの世を飛び回っていて……

実際、いわゆる聖地とされていれる場所には、怨念も含めて、そうした思念が濃厚に残っているように感じられることがありますね。

投稿: 田中真知 | 2008年4月 7日 (月) 11時56分

伊豆の山で桜を見る会に参加しました。標高が少し高いため山の桜は世間と少し遅れて満開。会に集まったひとは40人くらいでしたでしょうか。桜と同時に変な花も開花したためか殆どの人が「不織布マスク」をして和気藹々と一緒にお弁当を食べ、談笑していました。マスクをずらしてお弁当、その後正常な位置にマスクをずらして隣同士お話している姿は世界でもなかなか見られない光景でした。自分自身はまだ花粉症、という自覚がないのでマスクはしませんでしたが、それはごく少数派でした。皆白い高性能マスクをして集う、という不思議な光景でした。

投稿: 小松田 堂鐘 | 2008年4月 7日 (月) 21時48分

はじめまして。
MIXIからやってきました。
カッパくんのお話を楽しく拝見させていただきました。探していた『春』が『満開』になってよかったなぁ~と普通に思えました。同じ枝葉で、つぼみの桜と全開の桜に春の息吹を感じられてとても印象的でした。先日カッパ君を真似て、サンタを連れて花見に出掛けましたが、小動物(小静物)を連れての外出は意外な楽しさではまりそうです。次回も楽しみにしています。
ありがとうございました。

投稿: ゆー | 2008年4月 7日 (月) 23時33分

> 小松田堂鐘さま
「不織布マスク」多いですね。うちも家人が愛用しています。口と鼻を覆うあのかたちは、むかしスケバン(死語)がしていたマスクを思い出させます。もう一工夫してマスクしたまま食べたり飲んだりできるような構造になると便利そうなのに、とも思います。

>ゆーさま
ありがとうございます。今年は週末も天気に恵まれたところが多かったようで、サクラもとてもきれいでした。カッパとアヒルつづきになってしまわぬよう、ふつうの更新も心がけたいと思っているのですが。。。

投稿: 田中真知 | 2008年4月 8日 (火) 12時54分

こんにちは。
胸が締め付けられるやりとりとお写真でした。

投稿: 三谷眞紀 | 2008年4月 8日 (火) 13時32分

>三谷眞紀さま
ありがとうございます。
コシヒカリさんはお元気ですか。

投稿: 田中真知 | 2008年4月 8日 (火) 16時41分

まぁ~ なんてキレイな桜なんでしょう!
カッパとあひるさん、久しぶりに見られて嬉しいです。

今、米国のメイン州に滞在しているので寒くって・・・

でも、なんだか ほんわか~と暖かくなりました。春 早くドっどーっと来て欲しいな

投稿: catalina | 2008年4月19日 (土) 03時21分

>catalinaさま

メイン州には桜は咲いていませんか。
日本はもうすっかり葉桜です。

投稿: 田中真知 | 2008年4月19日 (土) 23時09分

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