あまやどり (かっぱとあひる 4)

きょうも こさめが ふっている

でも あまやどりは すきだ

くさが どんどん のびていく

きのねっこも かさを さしている

あ あかいみだ

なんのみ だろう

あひるさんが いたら おしえてもらえるのにな

あれ これは

いんでぃあんの はねだ

いんでぃあんも あまやどり しているのかな

あ みずたまりだ

みずたまりの なかは いろが ついていないんだ

むかしの せかいを のぞいているみたいだ

そういえば このまえ あひるさんが おおきなみずたまりに つれていってくれた

そこは とても おおきな みずたまり だった

「おおきな みずたまりだね」
「それほどでも ないさ」

「あの ひとは なに?」
「あれは りょうし だよ」

「りょうし?」
「そう さかなを つかまえているのさ」
「ふーん」

「この みずたまりのむこうに なつ がいるんだ」
「なつ?」
「そう とても あついやつ なんだ」
「ふーん」

なつって どんなものだろう

こんなかな・・・

こんなんだったら やだな・・・

「じゃあ ちょっと なつを さがしに いってくるから きみは いいこに しているんだよ」
「あひるさん!」

あひるさん いっちゃった・・・

あひるさん いまごろ なつのくにに ついたかな

なつの くにって どんなところ だろう

こんなとこだったら いいな

あ すこし ひが さしてきた

なつの くにに いってみたいな

〈おわり〉
このあと 「なつのまひるのゆめ」につづく
「へんな毒すごい毒」 韓国語版













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