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2010年2月

プチ発明

みなさんの中にも心当たりのある方がいるかと思うが、本や資料を参照しながら文章を書くとき、本のページを開いたままにしておくのに苦労したことはないだろうか。文庫にしても、単行本にしても、ペーパーバックにしても、ほとんどの単行本は、手をそえていない状態で開いたままにしておくのがむずかしい。


ハードカバー本の真ん中あたりならば、「のど」(本を広げたとき真ん中の綴じてある部分)をある程度、押さえつければ、左右に振り分けられたページがバランスよく釣り合って、本が開いたままの姿勢を保つこともある。そんなときの本の姿は、いかにも書物然として美しい。でも、参照したいページが、初めや終わりの方だと、そうはいかない。手を離したとたんパタッと容赦なく閉じてしまう。


なので、本が閉じないようにするため、ほかの本をページの端にのせて押さえたりしていたが、それでも手を動かした拍子に押さえの本がずれてパタンといってしまったりすると、ちょっとがっくりしてしまう。

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ぱたんとはいかなくても、ページが浮き上がって、ハリセンみたいになっているのを見るのも情けない。

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そこであるとき、エジプトで買ったものの使い道がないまま放置されていた木製のピンチ(大きな洗濯ばさみのようなもの)があったので、それで開いておきたいページを挟む方法を思いついた。それなりに重さもあるので、ページの左右を挟めば、たいていの本を開いたままにしておくことができた。

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しかし、厚みのある洋書となると、それでもページが浮き上がってしまうし、両端につけると、別のページを開きたいときにはいちいち2つのピンチを外さなくてはならないので、ちょっと面倒だ。なにか厚さにかかわらず、かんたんに本を開いたままの状態に保てるような方法はないだろうか。

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そんなある日、100円ショップで、こんなものを見つけて、ぴんときた。

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物干し竿にシーツなどを干すための洗濯ばさみ(10個入り100円)である。帰宅後、机回りをごそごそしていたら、プラスチックの端切れを発見し、これを洗濯ばさみのハサミの片面に接着してみたところ、こんなものができた。

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これが、なかなかすぐれものである。ケプラーの大著『宇宙の神秘』だって・・・

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ほらこのとおり!

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海水動物の図鑑だってこうやって机に広げたままにして、ヒトデの仲間をじっくり眺めることだってできてしまう!

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二股になった脚は、湾曲した背表紙にもフィットするので、ずれることもない。

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大判の本用に、引き出しに転がっていたプラスチック定規と組み合わせたものもつくってみた。

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これだと分厚い洋書も、このとおり!

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あとで知ったのだが開いたページが閉じないようにするための「ブックストッパー」という商品がAmazonで販売されている。ただし、そっちは1個800円以上する。実用には2つ必要なので1600円以上と高価なうえ、ページをめくるにも、そのたびに2つ外さなくてはならないので面倒である。仕事の効率だって落ちてしまう。

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それにくらべて、こちらは、一発で見たいページを固定できるし、厚みのある本にも対応している。ページを変えるのも楽々である。なにより元手がかからないし、不要品をリサイクルしているので、地球にやさしいエコ・グッズでもある。定規バージョンのほうは、長さを測るのにも使える。もちろん、シーツを干したいときは本来の洗濯ばさみとしても使えるマルチぶりである。デザインだって・・・慣れれば気にならなくなる。

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これまで本がすぐ閉じてしまってお困りだったあなた。この「ブックパッチン」(発作的命名)を使えば悩みは一発解決! 勉強や仕事の能率も上がること請け合いです。お申し込みは今すぐ「あひる商会」(発作的起業)まで・・・


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