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ナイジェリアからリクエストが・・・

ナイジェリアの人からフェイスブックの友だちリクエストがきた。共通の友だちもいないし、ナイジェリア人に知り合いもいない。そのひとのウォールを見ても英語の書き込みばかりで、どうしてぼくにリクエストをくれたのかわからない。メッセージもない。


たまに外国人からそういう謎のリクエストがくる。アカウント乗っ取りの可能性もあるので、たいていはほうっておく。けれども、なにげなく、そのひとの友だちリストをのぞいてみたところ、思いもよらない事実が判明した。友だちの多くはアフリカ系の人なのだが、その中にちらほらと日本人がいる。ところが、その名字のほとんどが「タナカ」なのである!


ざっと見ただけで、20人ほどのタナカさんがフォローされていた。でも、それぞれのタナカさんの間には、名字がタナカという以外、共通点は見当たらない。どうやら、このひとは、タナカという名字の人を探しては、ランダムにフォローしたり、友だちリクエストを出しているらしい。なんでだかわからないが、タナカマニアなのだ。


ツイッターで、発言内容とは関係なく、アイコンがかわいい人を集めてリストに入れたり、ということをやっているひとはいる。たとえば、アヒルのアイコンの人を集めて、アヒルリストをつくって、ひそかにたのしんでいるとか(ぼくではありません)。


そんなかんじで、このひとはタナカさんを集めて、ひそかに眺めては悦に入っているのだろうか。でも、名前が「タナカ」というだけで、アイコン写真はオヤジだったり、ぱっとしないのも多い。アイコンの写真とは関係なく、「タナカ」という響きに萌えるのだろうか。タナカという言葉は、ナイジェリア人にとって、なにか特別な意味があるのだろうか? 


ひとつ思い出したのは、1980年代前半にアフリカを旅した女性が書いた旅行記だ。その中で、当時のラゴスでは田中角栄がとても有名だったと記されていた。


でも、その理由は芳しいものではない。一国の首相という地位を利用してロッキード社から5億円の賄賂を受けとった田中角栄は、汚職と賄賂がまかりとおっていたナイジェリアにとっては一種の憧れと見なされていたというのだ(手もとに本がないので、うろおぼえです)。


しかし、そんな30年以上も前のことが関係しているとは考えにくい。では、なぜなのか? ナイジェリアというと近年インターネット詐欺で悪名高いので、タナカというのをターゲットにしているとか、そういうのだったらやだなと思ったが、ウォールからは、そんな邪悪なものは感じられない。


プロフィールにはスーツにネクタイをしめた紳士然とした写真が載っているし、書き込みも、最近のニュースへのコメントとか、人生の知恵とか、いたってまじめなかんじだ。コンサルティングの仕事をしている方らしい。だまそうとしているとか、ふざけたりしているようには見えない。


では、どうして、タナカさんばかりコレクションしているのだろう。そういえば、シャーロック・ホームズ・シリーズに赤毛連盟というのがあったなとか、考えていると想像がどんどん現実離れしていく。


このままほおっておくにしても気になるので、そのナイジェリアの人に直接メッセージを送ってみた。


友だちリクエストありがとうございます。あなたの友だちリストをみると、タナカという名前の方がたくさんいるようです。私にリクエストをくださったのも、私の名前がタナカだからだと思われますが、それにはなにかわけがあるのでしょうか? ナイジェリアの人にとって、タナカという名前はなにか特別な意味があるのでしょうか? さしつかえなければ、教えていただけますか。


しばらくしたら、本人から返信が来たーー。


私は日本にいたことがあります。熊本と浜松で働いていたのですが、どちらでも「タナカ」という日本人と友だちになりました。私の国に技術指導に来てくださった方も別の「タナカ」さんでした。あなたが同じタナカ・ファミリーの方かどうかはわかりませんが、それでリクエストを出したしだいです。・・・私はこれまでに数回仕事と訓練のために日本を訪れました。私にとって日本は、西洋諸国よりもずっと親しみのある、魅力的な国です・・・。


なるほど、そういうわけだったのか。名字が同じなら同じ一族かもしれないと考えるあたりがおおらかでアフリカ的でとてもいい。もちろん、友だちリクエストは承認した。ただ、承認したら、親愛の情からなのだろうが、自分の書き込みを自動翻訳で日本語にしてウォールにのせてくれるようになった。かえって読みにくいんだけど、そうした心遣いが、またなかなかいい。(*´Θ`;)ノ

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